浄土宗西山深草派の教学論文発表の場としてこのサイトを公開しています。/浄土宗西山深草派 宗学会

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甦る「信巻別撰説」,遣迎院の胎内文書交名帖から見た原平家物語成立史,法然の高野山籠時期,『高野山熊谷寺略縁起』の文献批判,『楷定記研究序説』(其一),親鸞の流罪に縁座した歌人・藤原家隆(ふじわらのいえたか),浄音上人の著述と西谷光明寺の周辺,證空の三門(行門・観門・弘願)は法然晩年の教説,『自筆鈔』における心眼の解釈,末代念仏授手印と一枚起請文の邪義をめぐって,建礼門院に先を越された西行,親鸞は源頼朝の甥,高野山に籠った法然,壇ノ浦において建礼門院が入水した真相

 



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『選択本願念仏集』の論理と構造―法然の集合論―

[ 登録日vv:2021年6月03日 ]

 

『選択本願念仏集』の論理と構造―法然の集合論― [ 西山学会『選択集』研究会 (著)/Amazon ] 最近、西山学会『選択集』研究会が『選択本願念仏集』の論理と構造―法然の集合論―という、斬新な単行本を出版した。その内容を要約する。 一、『選択本願念仏集』の文献批判 現時点で最も信頼できる『選択集』は「法然院本」(延応版)である。これを研究すると、法然が九条兼実に進上した「根本正本」は前半は法然が、後半は證空が執筆したものであることが分かる。 二、『選択集』の構造論 減退においても選択集は現代においても、『選択集』は「根元正本」とは異なるテキストをもって出版されている。 その結果、『選択集』は正しく理解されて いない。 すなわち、 法然の意図が八百年後の現代においても、 誤解されているのである。 『選択集』は文章は短いけれども、 論旨は奥深く、 術語…  続きを読む

 

【筆者紹介】

 

吉良 潤

[ きら じゅん ]

 

1936年(昭和11年)京都市に生まれる。1962年(昭和37年)京都大学医学部を卒業する。1972年(昭和47年)浄土宗西山深草派長仙院住職に就任する。1990年(平成2年)同派宗学院教授、2004年(平成16年)布教講習所教授、2005年(平成17年)京都西山短期大学非常勤講師を経て、2009年(平成21年)勧学を授与される。

 


 

 

 

 

 

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