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甦る「信巻別撰説」,遣迎院の胎内文書交名帖から見た原平家物語成立史,法然の高野山籠時期,『高野山熊谷寺略縁起』の文献批判,『楷定記研究序説』(其一),親鸞の流罪に縁座した歌人・藤原家隆(ふじわらのいえたか),浄音上人の著述と西谷光明寺の周辺,證空の三門(行門・観門・弘願)は法然晩年の教説,『自筆鈔』における心眼の解釈,末代念仏授手印と一枚起請文の邪義をめぐって,建礼門院に先を越された西行,親鸞は源頼朝の甥,高野山に籠った法然,壇ノ浦において建礼門院が入水した真相

 



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〔論文〕甦る「信巻別撰説」

[ 登録日vv:2019年5月28日 ]

 

甦る「信巻別撰説」(平成30年11月26日、西山学会で発表)浄土宗西山深草派 吉良潤問題の所在今回、結城令聞氏が提唱された「信巻別撰説」は基本的に正しいという説を提出して、親鸞研究者のご批判を乞う次第である。結城氏は親鸞が「信巻」を別撰した理由を知っておられなかったが、演者らはその理由を発見したからである。それは證空が寛喜元年に関東に赴いて、常陸にいた親鸞に面会し、法然の最晩年の思想を伝えたという歴史的事実に基づくものである。 親鸞の思想史に関する研究史岡亮二氏の問題提起親鸞の思想は、今日、浄土真宗の伝統的宗学者のみが研究しているわけではない。明治以後のわが国の思想史のなかで、一般の哲学者や思想家たちによって、全く新しい角度からの親鸞理解が試みられ、ことに戦後は、より自由な立場からの親鸞思想の解釈がなされるようになった。ところでこれらの親鸞思想の解釈に…  続きを読む

 

【筆者紹介】

 

吉良 潤

[ きら じゅん ]

 

1936年(昭和11年)京都市に生まれる。1962年(昭和37年)京都大学医学部を卒業する。1972年(昭和47年)浄土宗西山深草派長仙院住職に就任する。1990年(平成2年)同派宗学院教授、2004年(平成16年)布教講習所教授、2005年(平成17年)京都西山短期大学非常勤講師を経て、2009年(平成21年)勧学を授与される。

 


 

 

 

 

 

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